映画「ドリームハウス」の評価と感想とネタバレ

「ドリーム・ハウス」の
評価作品情報ネタバレ感想

「ドリーム・ハウス」のムビメシュラン評価3

 過去に深い傷を負った主人公が現実受け入れるまでの過程を描きますが。似た展開の作品は他にも多くありますが、現実の犯罪が加わることが物語をもう一つ複雑に仕上げます。サスペンス好きの方はラストを予想しながらご覧になると楽しめるでしょう。ダニエル・クレイグの髪型に注目するとヒントが得られるかもしれません。

 

「ドリーム・ハウス」の作品情報

<日本公開年月日>
2012年11月
<スタッフ>
・監督:ジム・シェリダン
・脚本:デビット・ルーカ
<出演>
ダニエル・クレイグ
レイチェル・ワイズ
ナオミ・ワッツ
<あらすじ>
 ウィル・エイテンテンは家族と過ごす時間を増やすため仕事を早期退職し、妻と二人の娘との時間を楽しみます。しかし自宅の地下倉庫に不良が集い謎のミサを行ったり、娘が幽霊を見たり、不可解な出来事が次々と起こります。

<ネタバレを含みます>

ダニエル・クレイグの髪型に注目

 この手の展開をする作品は伏線にも趣向を凝らします。 本作品ではダニエル・クレイグの髪型がその一つでした。過去の事件を全て忘れ去り、逃げ込んだ暖かい幻の世界での「ウィル」の髪型はナチュラルなスタイルです。防犯カメラの画像を確認し、ピーター・ウォードが自分自身であるという衝撃的な事実を知った後にはダニエル・クレイグの髪型はオールバックへと変わります。さらにその後再び家族の絆を再確認する頃には再びナチュラルなスタイルへ戻りました。

さらにもうひとひねり

 ウィルの記憶喪失と妄想に加え、隣人を巻き込んだもう一つの事件がこの作品のストーリーをさらに複雑にします。実際にウィルの妻子を殺害したのはピーター・ウォードではなく向かいに住む家族の亭主が自分の妻を殺害するために雇った手下でした。この事実が明らかになりピーター・ウォードが犯人でないことが判明し我々観客もほっと胸をなでおろすのですが、強盗が家を間違えるなんてちょっとマヌケです。

「ドリーム・ハウス」の感想

 ウィルは厳しい現実から目を背け、妄想の世界に逃げ込むことで一時的な精神の安らぎを得ていました。文字通りの現実逃避です。しかし真実を探求したいという心の奥底から湧き上がる欲求が彼を現実に目覚めさせ、受け入れ、さらに真犯人を突き止めることができました。そこにいつも寄り添っていたのは妻であり、娘たちです。火事のシーンでは実際にリビーがウィルを助けてくれたような描写もありました。魂となってあの家にとどまっていたのか、ウィルの心の中にだけ存在していたのかはわかりませんが家族の強い絆を描いたちょっと泣けてしまう作品でした。

 

2020.3.3 むびめしこ

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