映画「リトルデビル」の評価・作品情報・感想・「タッカーとデイル」との共通点

映画「リトルデビル」の
評価作品情報ネタバレ感想「タッカーとデイル」との共通点

「リトルデビル」のムビメシュラン評価3

 何か一言でもいうとネタバレになってしまいそうなので、まだ作品を観ていない方はすぐにこのページを閉じてください。ちょっとだけ情報を知りたい方はどうぞ読み続けてください。ちなみに私は全く予備知識なしで作品を観たため、完全なホラームービーだと思っていました。途中からだんだん風向きが変わってきてコメディ要素が入り、最後にはほっこり気分になれる「意外と」いい映画でした。

 

「リトルデビル」の作品情報

<日本公開年月日>
2017年9月(Netflix)
<スタッフ>
・監督: イーライ・クレイグ
     (「タッカーとデイル 史上最強にツイでないやつら」他)
・脚本: イーライ・クレイグ
<出演>
アダム・スコット
エヴァンジェリン・リリー(「ホビットの冒険」他)
オーウェン・アトラス
<あらすじ>
 ゲイリー・ブルームは美しい新妻サマンサとその連れ子ルーカスとの新しい生活を始めたばかり。ゲイリーはルーカスと仲良くなろうと努力しますが無視されてばかりでうまくいきません。さらにルーカスの周りでは不吉な出来事ばかりが起きていることに気がつきます。不気味な少年ルーカスの正体とは。

▼▼ネタバレを含みます▼▼

「リトルデビル」の感想

あの映画へのオマージュ

 まず最初に「あれ、これオマージュ通り越してパロディだね。もしかしてコメディ?」と思ったのはピエロをよんで開いたパーティーのシーンでした。青いドレスを着た双子が登場したのです。これは間違いなく「シャイニング」です。さらに右手を指人形のようにして話すルーカス、壁に書かれた鏡文字などなど、「シャイニング」をパロディしたシーンがわんさか続きます。「シャイニング」好きとしてはたまりませんでした。

ゲイリーとルーカスの関係

 ゲイリーはルーカスに生き埋めにされ、殺されかけるなど笑えないくらい関係は最悪でした。(このあたりのギリギリ笑えない感じは「タッカーとデイル…」に通じるものがあります。)ルーカスが悪魔の子だと思い込んだゲイリーはルーカスをプールに誘い、そこで溺死に見せかけた殺害を目論みます。しかし、プールで無邪気に遊ぶルーカスを見るうちにルーカスを愛おしく思うようになりました。

ルーカスの正体

 オーメンを思わせるシーンもありましたが、ルーカスはサタン自体ではなくサタンへの扉だったのです。ルーカスを殺すことでその体にサタンが入り込んで世界の終末を招きます。宗教団体がルーカスを利用するのを阻止すべく、ゲイリーは命がけで教会に飛び込むのでした。

イーライ・クレイグ監督について

 シリアスなホラームービー風に始まり、コメディ要素が入るも次々に人が死んで笑うに笑えないけど間違いなくコメディではあり、最後にはほっこりする。この構図は「タッカーとデイル …」(2010)から変わっていません。しかし本作品ではシーンの繋ぎや間合いが洗練された印象を受けました。間延びすることなく94分楽しむことができました。イーライ・クレイグ監督のこれからの活躍が楽しみです。

 

2020.3.12.  むびめしこ

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