「ノーカントリー」の評価・作品情報・不思議な魅力と楽しみ方

映画「ノーカントリー」の
評価作品情報感想

「ノーカントリー」のムビメシュラン評価3

 初めの20分くらい、この映画面白くなるのかしらと不安でしたが気がつけばハラハラトキトキして夢中で観ていました。セリフのあるシーンよりも無言のシーンの方が分かりやすいという少し不思議な作品です。アカデミー助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムの演技は一見の価値ありです。

「ノーカントリー」の作品情報

<日本公開年月>
2008年3月
<スタッフ>
監督:コーエン兄弟
脚本:コーマック・マッカーシー
<出演>
トミー・リー・ジョーンズ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン
<あらすじ>
 ベトナム帰還兵のルウェリン・モスは麻薬取引が決裂したと思われる殺人現場に遭遇します。そこには札束の詰まったバッグが残されており、危険を感じながらもそれを持ち帰ってしまいます。モスは金の発見を請け負った異常殺人者であるシガーに執拗に追われることとなります。

「ノーカントリー」の不思議な魅力

ハビエル・バルデムの演技

 バナナマンの日村さんのような髪型、売店やモーテルの主人との一方通行な会話、やたらと遅い動作、その全てが意味不明で不気味でとにかく恐ろしかったです。「食べて祈って恋をして」でジュリア・ロバーツのアモーレとして登場したときのハビエルは見事なラテン系色男でした。顔立ちが独特なのでどう見たって同一人物なのですが、髪型と演技力ひとつで全く異なるこれら二役を演じ分けることができる俳優さんは多くありません。主要な映画祭の助演男優賞を総なめしたのも納得です。

トミー・リー・ジョーンズによる息抜き

 セリフや設定の細かいところを気にせず、ひたすらシガーの恐怖を味わうことがこの作品の楽しみ方ではないでしょうか。トミー・リー・ジョーンズが時々現れて日本人の私にはよくわからない例え話や夢の話をして頭の中が「???」になるのですが、あのシーンがなければシガーの恐怖に連続して2時間も耐えられませんでした。ありがとう、宇宙人。

 

2020.6.2. むびめしこ

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