映画「シャイニング」の評価と感想と食事シーンの考察

【ネタバレを含みます】

ムビメシュラン評価
五感に恐怖を訴えかけてくる映画

 初めてこの作品を見たのはおそらく中学生の頃だったと思います。独特の音楽に加えて三輪車が走る音や、主人公であるジャックが壁にボールを当てる音が非常に不気味で恐怖を駆り立てられました。閉鎖空間で起きる惨劇が幽霊や呪いによるものなのか、それともジャックの狂気によるものなのか、はたまたその両方か、どちらにも解釈はできるのしょう。しかしバスルームの扉を破って侵入せんとするジャックの笑顔はそんなことはおかまいなしでひたすら怖い、そしてその恐怖におののくウェンディーの顔はもっと怖い。脚本、映像、音響、そして出演者の全ての要素が恐怖を駆り立てる文句なしのホラー映画です。ちょっとおしゃれなサスペンスが観たいときにおすすめです。リピーターの方は冒頭のホテルを案内するシーンでの「ここの冷蔵庫!この迷路!後で大変なことになっちゃうんだよね〜。」など、たくさんの伏線を何度も楽しめます。

 

作品情報

<タイトル>
シャイニング
<日本公開年月日>
1980年12月
<スタッフ>
・監督:スタンリー・キューブリック
・原作:スティーブン・キング
<出演>
ジャック・ニコルソン
シェリー・デュヴァル
ダニー・ロイド
<あらすじ>
 超能力を持った少年ダニーとその両親は、雪に深く閉ざされた豪華なホテルで冬を過ごすことになる。しかし曰く付きのそのホテルの中で3人は惨劇に巻き込まれることになる。

 

このシーンいただきます!〜タイトルの秘密が明かされるチョコレートアイスクリーム〜

 今日切り取るのは、ホテルの料理人ハロランがダニーにチョコレートアイスを振る舞うシーンです。ジャックとウェンディーがホテルの中を見て回っている間、ダニーはアイスクリームを食べながらハロランと話をします。キッチンの片隅で子供に振る舞うだけのアイスですが、豪華なホテルにふさわしく銀の器に盛られています。ハロランはダニーと同じ「シャイニング」の持ち主です。アイスクリームで心を許したのか、ダニーは両親にも話していない「シャイニング」についてハロランに語ります。このホテルで過去に起きた惨劇の痕跡がいまだ渦巻いていること、この先に何か起きそうなこと、237号室に不穏な気配があること、この映画の重要な伏線が凝縮されているシーンです。

 

本作品とは全く関係ありませんが 

 高校生の頃、友人にオススメの映画を聞かれました。ちょうどその頃観た「シャイン」がいいよとすすめました。後日その友人に「あの映画面白かったよ!お父さんがすっごく怖くて子供がかわいそうだよね!」と言われ、その通りだなぁと思いながら話を聞いていると、途中から話がかみ合わなくなり、どうやら友人は誤って「シャイニング」を観ていた、なんてことがありました。途中まで話が噛み合っていたのが可笑しくて、今でも「シャイニング」を観るたびにこの友人のことを思い出します。  

2020.1.17 むびめしこ

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