「ワンダー 君は太陽」の評価・作品情報・賛否両論・感想

映画「ワンダー 君は太陽」の
評価作品情報賛否両論感想

「ワンダー 君は太陽」のムビメシュラン評価4

 ジュリア・ロバーツにオーウェン・ウィルソンという豪華な顔ぶれの作品です。様々な受け止め方のある作品だと思いますが、私はとても好きな作品です。

 

「ワンダー 君は太陽」の作品情報

<日本公開年月日>
2018年6月
<スタッフ>
・監督: スティーブン・チョボスキー
・脚本: ジャック・ソーン スティーブン・コンラッド
<出演>
ジュリア・ロバーツ
オーウェン・ウィルソン
ジェイコブ・トレンブレイ
マンディ・パティンキン
<あらすじ>
 主人公のオーガスト(オギー)はトリーチャー・コリンズ症候群が原因で顔が大きく変形しています。長く入退院を繰り返しており、その間自宅学習を続けていましたが、ついに学校に通うことになります。しかしその容姿のせいで周囲からは奇異な目で見られ、心無い言葉を投げつけられます。しかしいつも見守ってくれる家族に支えられ、徐々に自分の世界を広げていきます。

作品に対する賛否両論

 本作品は実在する疾患、トリーチャー・コリンズ症候群を取り上げています。映画批評家たちからは高い評価を得た一方で同じような障害を抱える当事者たちからは「障害者が直面している過酷な事実を無視している」「感動ポルノだ」という批判もあがっています。「感動ポルノ」とは「清く正しい障害者」が懸命に何かを達成しようとする場面をメディアで取り上げることを指します。
 当事者の方がそう感じたのならそこに批判の余地はありませんが、私がこの作品で最も注目したのはオギーの姉オリヴィアの描写でした。

障害者のきょうだい

 注目されることが少ないのが障害者のきょうだいです。障害者のいる家庭ではどうしてもほかのきょうだい達は後回しにされてしまいます。オリヴィアもそんな一人でした。高校に入学して初めて講義を受けたこと、親友とうまくいっていないこと、演劇クラブに入ってみたことなどオリヴィアの生活が話題になることはなく、家族の話題はいつもオギーでした。オギーをとても大切に思っている一方で、なんとなく自分の中に湧き上がってくる嫌な感情と必死で戦うオリヴィアをとても応援したくなりました。

 

「ワンダー 君は太陽」の感想

 実はこの作品、どうせ「感動ポルノ」だろうと思い長く喰わず嫌いを貫いていました。それでもしばらくして俳優陣に惹かれて観たわけですが、全くただの食わず嫌いでした。現実の障害者の方はもっともっと苦労されているのでしょうが、この作品が「感動ポルノ」だとは思いませんでした。オリヴィアやその親友のミランダの苦悩を並行して描くことで、障害がなくてもみんないろいろ悩んでいて人生思い通りになんてならないということがよく描かれている作品だと感じました。

2020.3.23. むびめしこ

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